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宇宙にたった一つだけの花 SAKIHOKORU
前回の記事でSAKIHOKORUの製作に至るまでのバックストーリーを書きました。
私にとってすごく大きな意味を持ち、
自分の固定概念という殻を破った経験となったSAKIHOKORU.
<Message of SAKIHOKORU>
あなたは宇宙にたった一つの花。
誰と比べることなく その花を咲き誇ろう。
過去、今、未来。
その全てが 欠かすことができない唯一無二のモノ。
その全てを ありのまま抱きしめる。
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このフラワーコレクションは 元々私が以前結婚していた時に、
自分の婚約指輪として作りたかったデザインです。
自分の婚約指輪を考えた時に
すぐにこの三枚のフラワーデザインが私の胸に沸き上がってきました。
「きっといつか作りたい」と夢見ていたこのデザインですが
実際に製作する前に彼とはお別れすることになってしまいました。
ですが
夢を夢のままに終わらせたくない。
そんな想いで自ら自分のためにこのリングを作ることにしたのですが……
「なんだかこの三枚の花びら、花に見えないな…」
「もっと分かりやすく花らしいデザインに変えた方がいいかな？」
と、いざ作るとなった時
このデザインについてあれこれ不安が湧いてきて、自信がなくなってしまったんです。
そんな私は花びらを四枚に変えてみたり、
色々な花の画像や図鑑を見ては、
何回も何回も違うデザイン画描いてみました。
でもどうしてもやっぱり最初に書いたこの三枚の花びらが一番いいんです。
一番心にしっくりきました。
それでもああでのない、こうでもないと、
本当にこのデザインでいいのかな？と、うだうだ悩んでいた時
「なんて私の作るジュエリーは私自身を表わしているんだろう」
と、ふと感じたのです。
他人と比べては、
ありのままの自分に自信が持てなくて、
いつも他人の目を気にしてきた私。
自分から溢れて出してきたデザインに対していつまでも悩んで、
直感が作りたいと言っているデザインに自信が持てなくて、
他の美しい花を真似ようとしている様は、
まさに今までの私そのもの。
ずっと人と比べることでしか自分を評価することが出来なかった私が、
「ありのままの自分に自信を持ちたい」
と考え始めた私を表しているかのようでした。
そのことにこのリングの製作を通して気が付きました。
無条件に自分を認めてあげたい。
そのままの自分を愛してあげたい。
これからは私が私であることを誇って生きていきたい。
そんな想いが涙と共に溢れてきました。
このフラワーデザインは花らしい花ではないかもしれない。
だけどこれが私にとっての花なのだから、
自信を持って作ってあげよう。
そんな想いで私はこの一番最初に描いた
三枚の花びらそのままのデザインを製作することにしました。
意図せずですが、
本来は相手への愛の誓いのために
前の旦那さんから贈ってもらうはずだったこの指輪は、
これから私はそうやって生きていくという
自分自身への誓いの指輪となったんです。
この三枚の花びらは、過去・今・未来を表現しています。
過去の自分を責めることなく、
どんな状態でも今の自分を抱きしめ、
未来の自分を信頼してあげる。
どんな経験も全てかけがえがなく、
“ありのままの自分であっていいんだよ”と語りかけてくれるようです。
私たちはみんな宇宙にたった一つの花を
咲かせるために生まれてきたと思っています。
そしてその唯一無二の花を
誰と比べることなく咲き誇って生きていく。
だから私はこのフラワーデザインに
SAKIHOKORU - 咲き誇る - と名付けました。
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私はいつまでも、
この時抱いた「ありのままの自分に自信を持つ」
という決意と共にSAKIHOKORUを纏っていきます。
全ての感情や出来事は、何かに繋がっています。
それらはあなたの何か“大切なもの”を気が付かせてくれるためのもの。
全て無駄ではなく、かけがえのないものです。
自分に自信が持てなくなった時。
誰かと比べて自分が小さく思えた時。
過去の出来事がいつまでも忘れられない時。
未来の不安に押しつぶされそうな時。
ジュエリーがあの時の想いを思い出せてくれますように。
あなたを支えてくれますように。
あなたらしい人生を笑顔で歩んでいけますように。
そんなメッセージがSAKHOKORUには込められています。
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